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ガンコート その4
夏なので冷却系ネタでいきます

放熱効果の高いガンコートはエンジンだけでなくラジエターやオイルクーラーに施工すると温度を下げるのに効果的です

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今回施工させていただいたのは油冷GSX-Rのオイルクーラーです。
ガンコートの特徴でもある「9H」と言う すごく硬い表面硬度の効果もあって、ラジエター/オイルクーラーに施工すると 飛び石などによる フィンのツブレを軽減してくれます

油温/水温が上がりすぎて悩んでいる方は一度試してみてはどうでしょう

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Color/ANODIZED BLUE

2014/08/13

カワサキ フレーム
フレーム補強をやっていると たまに出くわす こんなフレーム・・・

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フレームのネック部分の左右で間違い探しがあります

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分かりましたか

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プレート補強部に溶接忘れがありました
せっかくなのでここも溶接しておきます

みなさんのフレームは大丈夫ですか~

2014/08/10

ガンコート その3
ガンコート部門のネタは車用の部品が続きますが、今回はBLITZ製 FD用のインタークーラーのガンコートです。

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ブラストして脱脂してマスキング
フィンの中も可能な限り腐食や汚れを落とします

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これだけ大きいとひっくり返せないので下から吹いていきます

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塗り残しがないか確認して

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OKだったら

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窯に入れて焼き付けて完成です

装着後オーナー様から「インタークーラー前後で比較すると温度差が一目瞭然で変わっていました。」とのメールをいただきました。
ガンコートは高い放熱効果がある塗料なので、熱で悩んでいる方はご連絡ください

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Color/PALE GOLD

2014/08/01

Z1シリンダーヘッド燃焼室修正 溶接肉盛加工
最近見かけることの多くなった程度の悪いシリンダーヘッド・・・
キャブレターやマフラーが付いてない状態で長期間放置された車両なんかは、開いているバルブから水分が燃焼室内に侵入してシリンダーライナーを錆びさせるだけでなくシリンダーヘッドまで大きく腐食させることがあります

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今回持ち込まれたヘッドも燃焼室が腐食してガサガサになっている状態でした
コストなんかを考えれば程度のいい物に買い換えてしまった方が良いのですが・・・

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近くで見ると酷いのがよくわかりますね
画像はこれから溶接をするのでシートリングを外してある状態です。

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不純物があると巣穴ができやすいので、ある程度はリューターで腐食を取り除いて 細かい部分はウエットブラストにて腐食されている部分を完全に取り除きます

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そして、治具にセットして

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溶接でモリモリにして完成です
このあとマシニングでノーマルと同じ燃焼室を再現するのですが・・・ 完全に盛りすぎましたね

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加工に出す前にどれぐらい歪んだかチェックでしてみます

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1気筒のみの溶接だったので 4気筒盛った時よりかこれでも少し歪みが大きく出た気がしますが それでも修正面研で十分対応できる程度の歪みです
カムライン側は治具で固定しているので全く反っていませんでした

この後は「モーターラボ」さんで仕上げてもらって完成です~

2014/07/28

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